ーー 君にマジック ーー


・・・・・中略 「何だソレ?」 銀時が最後の風呂から出て、和室に入ると新八は布団を並べていた 「えっ?何って・・ああ、コレ?どうですか?パジャマって言うらしいですよ」 新八はサラリーマンのYシャツの様な物を上下合わせて着ていた 何気に志向が古い銀時には初めて見た着物だ 銀時お気に入りのファンシー着流しは綺麗に畳まれて横に置かれていた 「近藤さんから、姉上が僕とおそろいにってもらった物だったんですけど、 今までもったいなくて着てなかったんですよね」 「そんな事を聞いてるんじゃない!俺の着流しは?!どうした!?」 ドスドスと部屋に入り、新八の目の前に腰を降ろす つられて新八も正座になった 「あれは・・・今朝あんな・・事になったからやめました。僕もう着ないので銀さん着ていいですよ」 「っ!お前は何にも分かってねぇな、俺が着てどうしろっつーんだよ!」 「寝ればいいじゃないですか」 新八は銀時が何を言っているのか分からない。という顔を向ける 「・・・と・・・」 はた、と動きが止まった銀時だったが 「バカか!意味ねーだろーがぁあ!お前が着て寝るから可愛いいんだろ! 新八なんだからこれぐらいサービスしろっつーの!あーおらっ!」 畳に置かれた着流しを取ると新八に向けて広げた 「・・・・・・」 「早く着替えろ!」 「・・・・・・・」 「ったく、社長命令だ!早くしろ!」 「・・・・銀さん・・・」 「あ?」 「僕って・・その・・・可愛い・・ですか?」 銀時が腕を下げると、モジモジと体をちぢこませ頬を染めた新八が上目遣いでいた 「っ・・・・!!俺今なんつった!?」 「えっっと、その・・・・」 みるみる新八の顔が真っ赤になっていく その姿に銀時はさらに真っ赤になった 「あっ・・;とっとにかく!早く着替えろっつってんだろ!」 銀時は振り切る様に立ち上がると新八の肩を押してひっ転がした 「わあっ!銀さん!!」 つづきは本編で。
★ここまで読んでくださりありがとうございます!

良かったら本編にてよろしくお願いします。



新八くんはやっぱり最強だと思います!

H22.8. 蜜星ルネ



こちらの作品はDL販売を始めました。
手軽に読んでみたいという方は是非こちらからどうぞ。

君にマジック DLsite.com直リンク 君にマジック DLsite.com直リンク



小説TOP TOP