ーー 恋知る瞬間2 ーー



視線を感じる・・・・
正十字学園渡り廊下。教室移動の際にはこの普通科クラスの校舎を通る。
雪男はその視線が誰によるものなのかすぐに分かった。

見てる。


だが、ふり返る事はしない。今は時期じゃない。
あれから一週間が経った。
『お互いに距離を置こう』・・・言い出した手前、納まりがきかずに一週間こんな生活だ。
兄さんは思いのほか素直だった。
・・・・素直?
いや、僕に怯えていると言った方が正解かもしれない。
あの日、塾で再会した時も目も合わせず俯いたままだった。

「はあ〜・・・」

「奥村君。溜め息!」
近くを歩いていた同じクラスの女子達に声を掛けられる。見逃さないといった感じだ。
「ああ、うん・・・」
「なあにぃ?悩み事〜?」もう一人の子もすかさず入ってくる。
「そんなんじゃないよっ・・・ははっ」
雪男は慌てて早歩きになった。


女子と並んで歩くだなんて飛んでもない!
こんなところを兄さんに見られでもしたら・・・

「はあ・・・」
また溜め息がこぼれた。





昼間の学園生活が終わり、雪男は生徒ではなく教師になる。
もうすぐ本日最後の授業の教室に行く時間だ。
職員室で割り振られたデスクの上で、次の授業の確認を始めた。
机に貼った表には一年生とある。
どうしたってこの時間はやって来る。

「どうするかな・・・?」
考えてもない言葉が口からこぼれた。
燐の驚いた顔と流れる涙が印象的で、ふとした間に思い出してしまう。
あの時、直ぐにでも嘘だと言えばあの表情は笑顔になったのだろうか?

はっと顔を上げる。
教科書を抱え、席を立った。




雪男が向かう数分前の一年生の教室では軽い休み時間となっていた。

「なんか奥村君、元気ないんとちゃう?」
「え!俺?」

「なんだ?」
「そうですか?」

休み時間になって燐は勝呂の所に詠唱の事を聞きに席を立った。
質問を言うかの前に勝呂の仲間の志摩に不意に言われたのだ。

志摩の言葉に一緒にいた勝呂に子猫丸も改めて燐に注目する。
「なっ!なんもねぇよ!俺はいつも通り元気だって!」
「何かあった?なんて、まだ聞いてまへんけどぉ?」
「うっ!」
とたんに燐の身体が硬直した。
だらしなく勝呂の隣の机の上に座った志摩がヘラリと笑って燐を眺める。

「おっ、今こいつ動揺したな?ほんまに何かあったんか?」
「志摩さん凄いですねー。」
勝呂に子猫丸も志摩の台詞に感心する。
「まあね〜。俺の観察眼つーの?奥村君。悩みがあるなら相談に乗りまっせ!」
「別に悩んでなんか・・・」
はやし立てられて燐の口元はどんどん小さくなる。
「ほんまかいなー俺の見た所、奥村君は〜・・・」


「はい!授業を始めます。席に着いてください!」
話の途中で遮られた。
「あーん先生ぇ、ええトコやのに!しゃーないわ。」
皆バタバタと席に着いた。
「・・・・」
燐もまた最前席に着く。


雪男は普段から最後に燐が教科書を机に乗せるのを待ってから、授業の第一声を上げる。
いつも通りに燐の動きを見ていた。
慌てて席に着き机の中を漁り教科書を出す燐。

『おう!始めていいぞー!!先生ぃ!』・・・のいつもの台詞は無かった。



・・・・・・・
「時間が来ましたね。今日はここまでにしましょう。皆さん他の授業の予習も忘れずにして下さいね。」
言い終わると、雪男は足早に教室を出ようとした。
扉に手をつくかの所で
「先生ぇ、待ってぇな!」
「はい?」
志摩に呼び止められる。
志摩は雪男に向かいながら燐の腕を掴み雪男の前に放る。
「なんだよっ志摩!」
「先生。奥村君がなんや元気が無いんですわ。見たってくれます?」
「元気って、風邪を引いたとは聞いてません。ふざけるのなら他で・・・」
志摩は雪男の明らかに不機嫌な顔を前にしても、いつものお茶らけた調子で燐の肩を叩く。
「奥村君かて若先生といる方が安心やろ?」
「えっ、俺は別に・・・」
「またまたぁ!」
パン!と背中を叩いて雪男の前まで押し出した。
「とっ・・・志摩君!」
危ないと雪男の腕が伸びる。そのまま燐の身体を抱き止めた。
ヘラリと笑った志摩の顔に雪男はギクリとする。

「先生でも兄弟喧嘩なんてしますの?」
「なっ・・・!」
雪男は大した言葉も出ないまま燐の身体を支えた。
「なんや知らんけど、奥村君反省しとるみたいやし許したって〜な。」
「志摩、俺等別にケンカした訳じゃねぇからさ・・・」
燐は言ってる間にも雪男から身体を離した。
「そやの?なら、何で・・・」
「解かりましたよ。奥村君行きましょう。」
雪男は言うとそのまま歩き出した。
「えっ!あっ・・・」
燐も後ろを追いかける。

「ほな、また明日〜」
志摩がヒラヒラと手を振っているのが解かって雪男の足が速くなる。


これは時間を延ばす程やっかいだ・・・・




その後雪男は燐を後ろに職員室に戻った。
職員室扉の前でついて来る燐に
「荷物を取って来るから。」
「もう帰れるのか?」
「残りの仕事は寮でやるよ。今日は帰ろう。」
「そうか・・・」
一人部屋に入る。奥にある自分の机に向かった。


志摩君には気付かれたのだろうか。
一週間もまともな会話を避けていたのだから気付かれない方がおかしいか・・・
何も話しかけては来なくなった兄さん。
朝も夜も、ただじっと僕の行動を見ていた。大人しく。
「はあ・・・」
調子が狂う。
心の何処かでこんなの何でも無いと、冗談だと、笑い飛ばす兄さんを期待していたのだ。

本気とでも言うのだろうか・・・・
兄弟で。




「雪男、今日の晩飯何がいい?」
「別になんでも良いよ。」
コートを脱いで広い学園の下を寮まで歩いた。

最近は深夜に帰宅していた為、便利な鍵で戻っていた。帰り道は新鮮だ。
兄さんと並んで通学っていうのも久しぶりだし。

ふいに振り向くと後ろを歩く燐と目があった。
はっとしたのか、燐はすぐ視線を反らしてしまう。
「・・・兄さんの味噌汁が飲みたいかな・・」
「!味噌汁な。ほ、他は?」
「他はなんでもいい。」
「・・・・そうか・・・」
また、前を向き歩き出す。



こうやって兄弟二人、平穏に暮らせればいい。
悪魔だとか、エクソシストだとかは何処かにやって。

だけど・・・・
兄さんが悪魔でなかったらこんなにも執着し合う事もなかったわけだ。
兄さんだって普通に・・・

やめよう。
こうだったらなんて考えても現状が変わるわけじゃない。




「雪男!見ろよ!雲っ!雲凄いデカイ!」
「え?」
見上げると空に広がる雲が夕陽を反射して、まるで赤い絨毯が舞ってる様だった。
「ああ、本当だ。綺麗だね。」
はははと軽く笑って再度振り向けば、夕陽に染まった笑顔が雪男を見ていた。
「・・・綺麗だよ。」









寮に戻り燐の手料理を向き合って食事を始めた。
今まで通りの日常だった。

「え・・・?」
だが、雪男は燐の切り出した話に耳を疑った。
「え?何だって?」
思わずもう一度聞き返す。

「だから俺、ここ出てくよ。メフィストに頼んで普通の寮に入れてもらう。」
もう一度繰り返した言葉にも動揺を隠せない。
「ちょっと待ってよ。どうして僕らがこの寮にいるか分かってるの?」
「俺が悪魔だからだろ。分かってるよ。」
「じゃあ・・・」
 
「バレない様に上手くやるって言うからさ。」
「そういう問題じゃないだろう・・!?子供のイタズラじゃないんだ!」
だんだん声が荒ぶる雪男に燐は恐る恐る視線を合わせ、そして反らした。
「・・・だってよ・・・」
お互い箸が止まる。
「・・・・とにかく!そんな話は許さないからな!」


食事の後、燐は部屋に戻っては来なかった。

何処かでクロと一緒にいるのだろうけど。
寮を出てく・・・
何考えてるんだ?
自分が悪魔だという事に自覚がないのか?

これも僕を好きだからとでも言うのだろうか?
訳がわからない。
僕を好きなら何故困らせる?
僕はただ、普通に暮らしたいだけなのに・・・





次の日、雪男は普段通りに登校した。
燐がちゃんと登校しているかは気になったが、雪男から燐の教室を訪ねる事など今まで無かったわけで、
気が引けて確認する事は出来なかった。


昼休み、一般の食堂に顔を出す。
「あれ、先生やないですか?!」
すれ違いに志摩に声をかけられた。
「どうも。」
「ほんまや!先生も今日は食堂なんですね。」
志摩の横にはいつも通りに子猫丸がニコニコとついている。
「先生、もうすぐ坊が奥村君連れて来ます。お昼ご一緒しませんか?」
子猫丸が笑顔で雪男に話した。
「兄をですか?」
「坊は、奥村君にパンの買い方教えてんねん。てか、ほんまに今まで弁当作ってたんやね。」
子猫丸の提案に志摩も乗って入った。
「・・・・・・」

「先生ぇ何でいらん言うたんですか?楽でええのに。」
志摩のニヤけた顔が雪男は苦手だった。
「・・・僕は予定がありますので、これで。」
「そうですか・・・」
残念そうな表情を浮かべる子猫丸は好感が持てた。
雪男は自然と顔を緩めて礼をした。二人を横切ろうと歩き出す。

「ちょっ!ちょお待ち!先生!・・・あかん。やっぱ一応教えとこ思う。」
すると、雪男の目の前に腕が一本。歩く体を志摩が止めた。
「何ですか?」
「奥村君危ないで、男が反応してまうねん。」

「どういう事です?」
志摩はなれなれしく雪男の肩に手を置いて、耳近くで小声で話し出す。
「元からそうやったかも知れんけど・・・元気無い顔で大人しいとな・・・かっ、可愛いねんっ!」
「えっ?・・・」
思わず志摩の顔を凝視する。
「俺等、坊主やから余計にかもしれん。けど・・・結構注意しといた方がええで!」
下を見れば子猫丸もうんうんと志摩の言葉に頷いている。
「兄は男ですよ。」
「せやけど・・・奥村君ならイケそうな気も・・・」
「いけそうって!ちょっと何考えてるんですかっ!?」
「あは。冗談やん!そんな大っきな声出さんでや。」
「・・・・っ・・・」

このままこの二人と会話を続けるのは避けたい。
「すみませんが、僕はこの後予定がありますので先に済ませます。兄をよろしくお願いします。」
チロリと志摩に頭を下げた。
「おっ!大丈夫や。俺等が見張っといてやるで!」
志摩は役目を受けたように小さくガッツポーズをとる。
「はい、坊は真面目なお人だから間違いは起こらんですよ。」
子猫丸もニコニコと続けた。

「・・・なっ!・・・」
「子猫さん、んな露骨に言わんでも・・・先生びっくりしてまうやろ?」






雪男は急いで定食をかきこみ、早々に食堂を出た。


これは結構不味い事かもしれない・・・
他の男と恋愛事に。 
勝呂君ならばまだしも、悪魔である事をどう隠すつもりだ?
勝呂君ならって、そもそも男だろう・・・;;
まだ誰と、という訳でも無いはずだけど・・・・
ああっ・・・僕まで何考えてるんだ!?



気が付けば、燐がよくいる裏庭に来ていた。
午後の授業まで時間がある。教室に戻って女子達の相手をする気にもなれない。
燐がそうしていた様に腰を降ろす。

「なるほどね。良く見渡せる。」
裏庭の美しい風景にうなずく。
軽く笑って、息をついた。
その時、遠くで聞き慣れた声が聞こえてきた。
振り向ければ、燐が走って来ている。

「はあっ、雪男。・・・ハア、ハア」
雪男の手前まで来た燐は、そこからどうしていいのか分からずに切れる息が整うのを待った。
「兄さん、どうしたの?」
顔を上げて眺めれば、手には購買のパンと牛乳があった。
「お昼まだ食べて無いの?」
「あっ・・・志摩がお前に会ったって言って、こっちに行ったって言うから・・・」
「まあ、座って食べなよ。時間無くなっちゃうよ。」
雪男が手のひらでその場を指せば、燐はそのままの位置に座った。
「・・・もうちょっとこっちにおいでよ。変だろ?」
「・・・・・俺の事、嫌じゃないのか?」
「何?」
「俺の事嫌いになったんじゃないのか?」
燐は恐る恐ると上目遣いで雪男に尋ねた。
「そんな事は言ってないだろう?そもそも兄弟で好きも嫌いもないよ。」

「俺はあるんだぞ・・・知ってるんだろ?」
二人の間を心地よい風が通った。
雪男は少し落ち着けて、ならばと問う。
「じゃあ聞くけど、僕の何処がいいの?」
「えっとぉ・・・おっ俺より頭いいところ?・・かな?」
「何だよそれ。」
ガックリと気が抜ける。
「え?違うか?」
「兄さんより頭良い奴なんて、この学園のほとんどの人に当てはまるよ。」
「そ、そうか・・・じゃあ、この学校で一番頭良いから・・・?」
「・・・まあ、その答えは悪くはないね。」
「へへ。」
燐はヘラリと笑うとパンの袋を開いた。
そのままハグハグと食べ始める。
雪男はたた黙ってその姿を見つめた。

「あ・・・雪男・・・俺メフィストに頼んだんだけど、やっぱ他の寮に移るのはダメだって」
「当たり前だろう?」
「だけどな、あの寮の他の部屋に移るのならいいって。」
「えっ! そう・・・まあ許可が出たのならご自由に。」
「うん・・・」


「はあ・・・」
雪男は溜め息を吐き出すと草むらに寝転がった。
「おっ!雪男寝るのか?」
「・・・・」
両手を後頭部にあてて目を閉じる。
「不良みたいだ!いいのかよ。」
燐が恐る恐る馬立ちで近づく。
「・・・・」
雪男はピクリも動かない。
「なあっ!」
燐が雪男の腹部のシャツを引っ張った。閉じていた目が開く。

「来る?」
「えっ・・・」
片腕を広げて燐に見せた。
「なんてね・・・兄さ、」
ギュウ・・・と
燐は雪男の胸にしがみついた。くっついた腕が小刻みに震えている。


「・・・・」
「・・・・・・・・」

固く閉じた瞳に誘われて、胸の上の前髪を撫でる。
「兄さん、そんなに僕の事が好きなの?」
「・・・・」
燐は答えない。
「ねえ?どんな感じ?」
「・・・・?」
問われて顔を上げた。
「僕は人を好きになった事が無いんだ。どんな感じ?」
すると唇が動く。
「・・・・ずっと・・・」
「ずっと?」

「雪男の事だけ考えてる・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」







「奥村君!」
突然二人の名を呼ばれた。
高く可愛らしい女子の声だ。

雪男も燐も慌てて体を起こし、互いに放れる。
見れば女子生徒が一人近寄って来ている。
「ふふ、兄弟仲良いんだね。」
雪男と同じクラスの一人。燐も雪男のクラスに行った時に見かけて覚えていた。

「ああ、何かな?」
「本当にお昼食堂だったんだね。私、他の子と食べる口実だと思ってた。」
「ああ、兄も朝起きるのが大変でね。」
はははと会話を続ける二人を燐は大人しく待った。

「でね。わっ私も毎朝お弁当作ってるのよ・・・だから・・・」
「えっと・・・」
「お願い!奥村君に食べて欲しいの!明日作ってきてもいい?」
女子は顔前で手を合わせて雪男に請う。
「そんな、悪いですよ。」
「お願い!食べてくれるだけで私はいいの!」
「いや・・・あの・・・」
「お願いっ!お願いっ!奥村君っ!!」

「じゃあ・・・・」
根負けした雪男が折れた。
「わあっ!ありがとうっ!!明日は頑張るね!」
希望が叶った女子は足早にその場を離れる。

「はあ・・・参ったな・・・」
雪男が軽く頭をかいていると
ドスッ!!
「!っ!」
背中を思いっきり叩かれた。グーだ。
振り向けば、まさに悪魔の形相の燐が雪男を睨んでいる。

「っ・・・・兄さん。痛いだろう。」
その言葉を合図にドスドスと両腕で叩き出す。
「ちょっ・・・やめっ、止めろっ!!」
燐の両腕を掴み押さえ、雪男が怒鳴った。
「っ・・・う〜。雪男、あの女の弁当食うのかよっ!!」
「今の見てただろう?なりゆきだよ。」
「俺には作るなって言っておいて、あんな女のっ・・・!」
「口が悪いよ、やめなさい!」
「うぅ〜・・・」
雪男に両腕を掴まれた燐が体重をかけて背を逸らす。歪んだ顔を空に向けた。

・・・・・・・
兄さんは混乱すると言葉が出なくなる。
だから直ぐに暴力に訴える。分かってる。


「あんな・・・不味い・・・毒入ってる・・・・」
「!っ!、なんて酷い事言うんだっ!怒るよっ!!」
「うあぁぁ!・・・ヒドイ・・のは雪男だろ〜?」
燐はバッっと雪男の腕を振り払った。
「もっ、もう二度と雪男に飯なんか作ってやらねぇ!」
立ち上がって雪男を見下ろし叫んだ。
「ああ、いいよ!兄さんがそうしたければ好きにすればいい。」

「うっ・・・!雪男なんか大っ嫌いだぁあっ!?」
「・・・・っ・・・・!」
そのまま逃げる様に走り出した。咄嗟の事で雪男には追いかける気転が無かった。
呆然と燐を見送る。

「・・・・・・ 不味った・・・・;」
今から行って追いかけるか?
それとも、彼女に弁当は断ってから・・・
くそう!
面倒くさいな・・・



『大嫌い・・・』

久しぶりに聞いた言葉だ。
よく神父さんと意見がもめた時叫んでたな・・・
甘えてた。
そう言って兄さんは神父さんの愛情を確めてた・・・
見てれば分かった。

・・・・・
僕は神父さんじゃないんだ!・・・




校舎からは授業開始を知らせるチャイムが聞こえてきた。
大慌てになって教室へ戻る気力も失せた。
雪男はもう一度その場に寝転がった。
「はあ・・・もう疲れた。」




ここずっと・・・・

兄さんの事ばかりだ・・・・














この作品の第一話は「遅れた兄弟関係」になります。
       第2話は「恋知る瞬間」になります。
       つづきは「恋知る瞬間3」になります。

★ここまで読んでくださりありがとうございます!

さらに続きます。
スカした雪男にも負けずに我を通す燐兄さん。一人で書いてフンガ、フンガ萌えていますv
(関西弁はイメージだけです。間違いあっても許してください;;)



H23.9. 蜜星ルネ







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